Shizuka no SATO, Amino, Kyo-tango , Kyoto pref. / Cyber WorkShop in Maizuru
静の里@京丹後市網野
凡海郷のホームページより:
源義経の寵愛を一身に受けた美しい白拍子の静御前は、京丹後市網野町に生まれたとの説があります。
源頼朝よって義経と引き離され、宿していた義経の子も生後直ぐに殺されてしまった傷心の静は、生まれ故郷の網野へ戻り、この地で20余歳の短い生涯を終えたのだと云います。
静の死を悼んだ村人達は、静神社を建立し、彼女の御霊を慰めることにしたとの事です。
「産学連携による実践型人材育成プロジェクト(ものづくり技術者育成プログラム)」のため、京丹後市網野町網野の
京都工芸繊維大学・京丹後キャンパスに引率指導に行っていたので、ある日の昼休みに静神社を目指しました。
しかし、残念ながら海岸線の道路が拡幅工事中で行けませんでした。
でも、浅茂川漁港にある温泉施設「静の里」で良い思いができました。
下の地図はクリッカブルマップになっています。
●印をクリックすると解説に飛びます。
浅茂川漁港
冬場はカニで活気づく網野町の漁港です。屋根にカニの絵が描かれているのが印象的です。
防波堤があります。
さらに、西の方へ向かうと、静神社に行けるのですが、、、
最北端・子午線塔
ちょっと、アップダウンがキツイのですが、根性で自転車を漕いで行くと、
「日本最北端の子午線塔」がありました。してみると、兵庫県の明石市と
同じ経度にあるんですね。
磯方面への工事状況
子午線塔からすぐ近くから、残念ながら道路の拡幅工事で通行止めになっていました。
写真のように、なんとか徒歩ではわたれるようですが、昼休みの時間も残り少ないので、
断念しました。静神社まではあと1.5kmくらいですから残念です。
あとで、温泉施設「静の里」のサウナ室で地元のおじさんから話を聞くと、
「昔は漁港から海岸線沿いに道があったが、誰も通らなくなって、整備されてないから
もう通れない」そうです。静御前はどうやって里帰りしたのでしょうか?
静の里
温泉施設「静の里」です。温泉(大人600円)と温水プールがあります。
また、おみやげ物と食堂があり、最終の泊まりの時には、皆で「コッペ丼」などを食べました。
コッペとはメスガニのことで、3杯分の身をほぐした丼で、さすがにうまかったです。
初めて昼休みに行ったときには、
ちょうど良い日に行ったようで、コッペガニを4杯1000円のところ、
1杯おまけしたもらいました。1杯200円というのは信じられないですね。
眼下の浅茂川漁港でゆでて持ってくるそうなので、漁が良ければ
このような幸運にも出くわすのでしょう。京都工芸繊維大学・京丹後キャンパスで
キムチナベとコッペ丼にしましたが、いやいや堪能できて幸せでした。
翌日にはにはスーパー・にしがきの横の店で生きたコッペガニを買いましたが、
一杯350円でした。それでも安いですね。