Recent Audio / Cyber WorkShop in Maizuru
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最新オーディオ事情
最近では「ディジタルオーディオ」が当たり前になってきました。
アナログにも良さがあるのですが、
ディジタルならではの「最新のディジタル信号処理理論に基づいた
緻密な高性能」が得られます。少しづつ紹介していきます。
■ドクタースリー社の携帯スピーカ3D-015
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ドクタースリー社の「携帯スピーカ3D-015プレゼント」に娘が応募して当選しました!!
とても可愛くて面白いのですが、その広がり感はこのサイズでも(だからこそ)素晴らしいです。
■呼吸球スピーカと舞鶴高専ロボコン・クリスマスパーティ
2009/12/18(金)に、舞鶴高専の電子制御工学科3年生の教室(3S教室)
でロボコン系クラブ「創造技術研究会クラブ」のクリスマスパーティをしました。
全国大会に出場した年は、クリシマスパーティで大きなケーキを皆で食べています。今年は、
呼吸球スピーカと教室の液晶プロジェクタで、ロボコン会場で撮影したビデオを見ました。
このようなパーティでは、教室のどこでも、また大人数(部員33名+教員3名)でも、明確に
聞こえて快適です。ただ、SONYのAVアンプDAV-S500は20Wの出力しかないので、
少しだけ馬力不足を感じました。
■呼吸球スピーカによる新AVシステム
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待望のDr.Three(ドクタースリー)社の呼吸球スピーカおよび
ONKYOのDigital media Transporter ND-S1を導入しました!
期待以上の抜群のAV環境を得られました。娘の言うとおり
「凄すぎる!!」と言うのが正直な感想です。
DVDやCDを鑑賞するだけでなく、単にテレビを流し見したり、
パソコンで情報収集している普段の生活が、
全然ぜいたくなものに感じられるようになりました。
呼吸球スピーカの導入情報についても
紹介しますので、ぜひ左の写真をクリックしてみてください。
旧AVシステム、旧自宅書斎システム
■Dr.Three(ドクタースリー)社の呼吸球スピーカ
大学時代の先輩が社長されておられる
Dr.Three(ドクタースリー)社の
呼吸球スピーカを紹介します。
Dodecahedoron 3D-08...実はこれは数学用語で、12面体のことです。
つまり理想的な点音源が得られます。その音場感は他では得難いものです。
●点音源によるリアルな3D音像
[Dr. Three社ホームページから引用]
この限りなく1つの点に近い音源を、2点水平配置すると、2つのマイクでとらえた音像を、
マイクとマイクの間隔をスピーカの間隔に拡大して、正確に再現することができるようになります。
こうして、スピーカの小ささからは想像できない大きな音像がみえます。
WEBではお聞かせできないのが非常に残念なのですが、試聴者にあえて言葉にしてもらうと、
世界が巨大化したような… まるで虫になった自分が録音マイクの周辺で音を聞いている
ようだという感覚を持たれる人が多いようです。これは、焦点のぼけてない正確な
点音源発生装置が、 2点を通る理想線上音源を高い精度で構築したために起こる現象です。
こうして、Dr.3のスピーカは、360度どの位置からも正面で、その2つの仮想点を結ぶ
線上音源がくっきり、はっきりみえます。
多くのスピーカーで正確な音を聴く事ができるのは、 2本のスピーカーから同じ距離にある
中心線上のわずかなポイントだけです
Dr.3のスピーカーは球状全方向に音を飛ばします。自然な音の広がりは、周囲物体からの
反射音も含めてやさしく耳に到達します。これは生の楽器や肉声と同じ広がり方ですので、
より自然で長時間聴いていても耳(脳)が疲れません。
そのほか、いろいろな特徴がありますが、とにかく3D音場感以外に驚くのは、小さいのに
低い音が良く出ることです。
それは、
大きなスピーカを同調動作する沢山の小さなスピーカで構成する:
すなわち、大きなエネルギーを必要とする低音域を、12個のアクチュエータで分担して生成
することで、1つ1つのアクチュエータの負荷を軽減し、線型性を向上させて歪の少ない信号
を得ています。そして、高価で大きな高性能スピーカと同等以上の音質を低価格でご提供できます。
線上音源がくっきり、はっきりみえます。
なんですね。
●Dr.Three社の呼吸球スピーカの試聴
2009/7/11にドクタースリー社で、小林先生といっしょに近藤社長の解説付きで
試聴してきました。至福のひとときでした。詳しい感想は後ほど。
●呼吸球スピーカのあるところ
実は、既にDr.Three社の呼吸球スピーカはいろいろなところで聞くことができます。
設置例
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つまり大勢の人が集う商業施設での再生に適しており、ライブステージやショールーム、ホテル、
その他の店舗に最適です。
--Dr.Three社ではレンタルもしておられます--
六本木ヒルズなどには超大型の呼吸球スピーカがあるそうですが、町田は
南青山のHONDAウェルカムプラザ
に行ってきました。ショールームのBGMなので大音量ではありませんでしたが、確かにどの場所に
行っても明確な音が聞こえました。サスガです。
もちろん、フリードもありました。モンキーやVTRも最新のは凄く良いですね。
■Dr.Three(ドクタースリー)社のDenDAC
最短時間PLLによる超低歪み率USBオーディオ・インターフェース
←左の写真は、USBメモリのようですが、そうではなく、
USBオーディオインターフェースです。これにイヤフォン
(ヘッドフォン)を接続して音を聴くわけです。
エッ?? (ノート)パソコンには既にイヤフォン出力端子
があるから、何の意味があるの?と疑問に思われるかもしれませんが、
このDenDACで聴くと超低歪み率の緻密な音が聞こえるのです。
(DenDACの価格は12,600円ですが、ウン十万円のCDプレーヤに
負けない音質が得られると言うと分かりやすいのですが、
ホンマかいな?となると思います。)
その概要については、以下に町田なりの解説をしてみます。
CQ出版社のデザインウェーブマガジン
の2000年6月号に
次の記事が掲載されました。(デザインウェーブマガジンは2009年から
ディジタル・デザイン・テクノロジ
に改名されました)
USBスピーカ用D-Aコンバータの開発物語
第1章 特集オーディオ用Δ-Σ型DAC を開発した!
〜最短時間PLL 法を導入して低歪み率を達成〜
近藤仁志(当時バーブラウン社所属)
(563kB)←最初の2ページのPDFサンプル(CQ出版社)
↓以下は、町田の簡単な解説ですが、
詳しく(というより開発者本人の小林先生と近藤社長が解説されている)
九工大トップ技術Vol.2、第2章:小林 史典・近藤 仁志
「画や音をもっときれいに 〜世界最速のクロックIC〜」
を是非読んでみてください(書籍です)。
■町田によるDenDACの簡単な解説
アナログレコードからCD(コンパクトディスク)にメディアが変わって久しいですが、
CDはレコード盤に対してホコリに強いといった物理的な利点だけでなく、
ディジタルなんだから音質は劣化しないし、どのプレーヤでも同じ高音質が
得られると思うのが普通でしょう。しかし、現実にはウン十万円いやウン百万円
ものCDプレーヤが存在するわけです???
ディジタルというのは具体的な数値(具体的にはCDは16bit,44.1kHz)
であるというのは、イメージ的に分かりやすいですね。
でも逆に考えると、それが限界でもあるわけです。
マルチビットは20bit以上になり、それでも限界があるので、
ΔΣ変調による1bit信号DAC(ディジタル-アナログ変換)-ICが
登場してきました。
1bit信号というのも分かりにくいですが、
要するに時間軸方向に情報を並べるわけですね。そのためには
オーバーサンプリングが必要で、また量子化ノイズを整形する
ΔΣ変調を用いて、可聴帯域のSN比(信号ノイズ比)を改善するわけです。
それでも、まだまだ問題が残っています。それは再生クロックの揺らぎ
いわゆるジッタです。ジッタが存在すれば、いくらDACの電圧軸(縦軸)方向の
精度が優秀でも歪んでしまいます。
ところで、パソコンのUSB規格はシリアルバス(直列転送)なので、
パケットデータがどんどん送られてくるのですが、、、恐ろしいことに
その精度が甘いのです。そこで登場するのがPLL(Phase Locked Loop:
位相同期系)です。PLLはクロックを再生してくれるのですが、PLLも
万能と言う訳でなく限界があります。
そこで、DenDACは最短時間PLLを応用したSpACTという、わずか1クロック
で完全同期を果たし外さない機構を持っています。(最短時間PLLは、小林先生の
若いころのご研究成果です)。このSpACTによって、USBパケットを取りこぼし
なく受信し、優秀なバーブラウン社のPLLでクロックを打ち直し、
そして優秀なバーブラウン社の刄ーDACでアナログ出力を得ています。
その結果、素晴らしく優秀な特性が確保されたわけです。
つまり、バーブラウン社の良心がこもっているわけですね。
「いいかげん」ではなく、最高の電子系技術者が心血を注いで設計した
SpACT,PLL,刄ーDACにより定評のあるバーブラウンの音質が
磨かれたものと言えるでしょう。
本当に音が良いと感じられるかどうか。価格に見合うものかどうか。。。
それは、聴いてみるしかないとしか言えません。
でも理論的、特性的には大変素晴らしいものなので、期待は
外されないと思いますヨ。
■DenDAC情報
「2ちゃんねる」では【家電製品】の
「AV機器」板に
【原音超えてる!】DenDACについて語るスレがあり、現在(2009/11)
Part4まで行っています。
○参考レビュー
■高域補間テクノロジ
Coming Soon!
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