娘のUATU作品#3「Dolls」(朔渡チヨ)

1. UTAUの魅力の一つは音源の多さです。既に1,000以上があり、大変バラエティに富んでいます。 ニコニコ動画でいろいろ聴いてみるのが楽しいのですが、最近では「海外組」が増えてきました。 海外の方にも話題になっているようです。そこで、ぜひ次は「海外組」をUTAはせてみようと いうことで、最近、音源が充実してきた「朔渡チヨ」さんを使いました。
2. でも問題は、ノイズが多いことや調声の余地が大きいことでした。そこで、娘は 「原音調整」にチャレンジして、とても聞きやすく仕上げることができました。
   　実は、下のUTAU作者の飴屋さんの動画にあるように、「原音調整」こそがUTAUの本質 であり、自分の耳で確かめながらパラメータをいじるという感覚的な作業になります。 やはりそれには、音感や感性が鋭い若い世代が強いと感じます。
   ↓ameya さん、2008年03月15日 16:27 投稿： ボーカロイド持ってないので作ってみた（人力ボカロ支援ツールその２）http://www.nicovideo.jp/watch/sm2655706
   
3. UTAUのもうひとつの魅力は、ピッチ(音程の形状)やエンベロープ(音量の景況)をグラフィカルに 調整できる下のような「プラグインツール」が存在することです。これらを用いて、調整しています。
   ↓ztr さん、2009年09月22日 15:05 投稿：【UTAU】Mode1用ピッチエディタ【プラグイン】http://www.nicovideo.jp/watch/sm8303495
   
   ↓ztr さん、2009年10月14日 01:02 投稿：【UTAU】拡張エンベロープエディタ【プラグイン】http://www.nicovideo.jp/watch/sm8507815
   
4. ミキシングはフリーソフトのRadio Lineを 使っています。
5. また、エフェクトはフリーソフトのSound Engineを 使っています。イコライザでノイズを出来るだけ除去しましたが、少し音が篭もりがちになっていましましたが、ノイズ感は ほとんどなくなりました。また、ごく軽いリバーブがかかっています。
6. イラストは、娘が、ペイントツール SAIで、 タブレットWACOM BAMBOO FUNを 使って描きました。公式ガイドなどで勉強して、いろいろと試しています。例えば背景は付録CD-ROMの テクスチャを使い着色しています。
7. ブログ「メロディ★ミミ　〜いろんな音楽たち〜」 ←クリック!!も、ぜひご覧ください。
   
8. 歌詞の書き込みは、これまで苦労してきたのですが、 あんずもじというフリーのフォントを使っています。Windows Movie Makerによる動画データ作成と、 ニコニコ動画への投稿では、これまでかなり圧縮されて、見づらくなっていましたが、この「あんずもじ」は 圧縮に強いらしくハッキリと読みとれるのが素晴らしいところです。