S研速報:第2回 人間発電コンテスト(1998/1/18)
発電機「The Dancing Boy」,負荷装置「Pro Fly」 7位!(全て完動)
1/17,18,関西電力主催の「人間発電機コンテスト」に引率して きました。大阪の京橋のツイン21・1階ギャラリーで開催されました。 18日のNHKの午後9時からのニュースでチョット放映されました(残念 ながらうちのチームは写っていませんでした)

Quick Time ムービー

舞鶴高専のメンバーは、
2M 足立直哉 君 リーダー
3S 吉野知也 君
2M 吉見英章 君
1M 石野泰造 君
1M 福田哲也 君 プレーヤ
でした。みんなたいへん立派でした。

結果は、ちょうど2分間で20kgのおもりを2mあげることに成功し、 またそのおもりを降ろして発電する「おもり発電」でも無事に動作 しました。竹トンボを飛ばすというパフォーマンスを予定して いたのですが、なんと逆回転させていて飛びませんでした。そこ でデモとして、人間発電機で竹トンボを飛ばせてみました。

高専名 高さ 時間 最大電圧 電力(おもり発電) 順位
石川 117cm 120s 34V(1) 0.1 mWh 10
宇部 200 3.0 25.7 42.4 3
熊野 151 120 18.8 35.5 5
神戸 140 120 16.9 13.8 9
長野 118 120 63.5(3) 17.1 8
奈良 127 120 30.2(1) 28.0 6
福井 200 17.4 20.2 44.2 4
舞鶴 200 120 28.2 12.1 7
八代 200 6.5 17.1 47.9 2
和歌山 200 2.7 31.4(1) 50 1

最大電圧の()内はオーバー回数、3回で失格(長野高専)

結局、7位でした。おもり発電の負荷が軽く(竹トンボじゃダメで でっかいロータをゆくっりぶん回す方がよかったのかも)、発電量が 少な目だったようです。

ただ、誇りたいのは、最大電圧は全チーム中で30V以内の一番近い値の レギュレータの28.2Vに抑えられていることです。(24Vの三端子レギュ レータにダイオード6個分の順電圧ゲタ)

結局、発電機メカがあるていどしっかり製作されていれば、あとは電圧 レギュレータ(電圧は30V以下に規制されている。)の性能次第の ようです。ウチのは3端子レギュレータにダイオードのゲタを はかせて、ダーリントントランジスタで電流ブーストしたレギュ レータだったのですが、スイッチングレギュレータならもっと よかったのでしょう。また、低電圧大電流の発電機(自動車の オルタネータ等)を採用するのもよいかもしれません。



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