●2009/3/29ロボットランサー競技(スタンダードクラス)


 創造技術研究会クラブ(旧電子制御研究会同好会)の有志が、第12回ロボットグランプリ、 ロボットランサー競技会スタンダードクラスに参加してきました。
 これまで、数度の参加で一度も決勝に進めていなかったのにも関わらず、 見事、3チームとも決勝に進み、特に4S西本君のマシン「F9」は決勝で1400点を上げ、 三位表彰台をGETしました。これまで経験を積み重ね、挫折することなく研究開発を 進めていった姿は正に、舞鶴高専の模範です!スバラシイ
(創造技術研究会クラブ顧問・町田秀和・記)
記念写真
ロボットランサー競技とは

 エネルギー源とコンピュータを搭載した自律型で槍を装備した槍騎兵 ( ランサー ) ロボットによる競技です。白線で示されたコースラインを 60 秒の間周回し,コースラインの左右に設置した複数の標的をどれだけ正確にしかも数多く突くことが出来るかを競います。第12回も第11回同様,マイスタークラス,スタンダードクラスを開催いたします。
 スタンダードクラスは80台がエントリーしました。ロボットランサーは、(1)ライントレース、(2)的を突く、 (3)周回する、(4)円柱標的を倒す、のように段階を踏んで要求されるものがあり、スバラシイことに、 ウチのマシンはこれらを全てクリアしています!!

●2M水井君、2S芦田君、マシン名「ウィリー」、ゼッケン54

下の写真をクリックすると、動画(WMV形式)が見れます。予選の様子で、 490点を得、7位で決勝に進出しました。後輪が一つの3輪であるのと、 重心が高いのが注目されてインタビューも受けました。安定しすぎないのも 回頭するには有利なのです。
水井君・芦田君決勝

●4S西本淳一君、マシン名「F9」、ゼッケン55

下の写真をクリックすると、動画(WMV形式)が見れます。決勝の第一RUNの様子で、 得点表示は1300点になっていますが、最後の2秒で円柱標的を倒し、合計1400点を得ました。 最終結果は三位表彰台です。
西本君決勝

●1M大西君、1S中瀬君、1S井上君、マシン名「Beorc」、ゼッケン56

下の写真をクリックすると、動画(WMV形式)が見れます。予選は不調で、 110点で辛うじて19位で決勝に進みました(ボーダーラインは100点)。
決勝はキチンと周回し、210点をゲットしました。1年生が良くがんばりました。
大西君・中瀬君・井上君決勝

●第 12 回 ロボットグランプリ

第 12 回 ロボットグランプリ
主催: ( 社 ) 日本機械学会
企画: ( 社 ) 日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス部門
開催日:2009年3月28日( 土 )、29日( 日 )
会場: 日本科学未来館、東京都江東区青海2-41
  新交通ゆりかもめ「船の科学館」駅下車徒歩5分、「テレコムセンター」駅下車徒歩4分
  東京臨海高速鉄道りんかい線「東京テレポート」駅下車徒歩15分
入場料:無料
    競技会観戦と併設ロボット展示場見学は無料、
    未来館常設展示見学は別料金が必要
プログラム:
・3月29日( 日 )   9:30? ロボットランサー競技会予選
  13:00? ロボットランサー競技会決勝
  16:30? 閉会式
開催趣旨:
 日本機械学会 ロボティクス・メカトロニクス部門は、工学技術の面白さを体験できる「知的スポーツ」を広く一般大衆に提供することで「工学技術をスポーツする文化」を創生し、日本が世界に誇る「ものづくり産業」の持続的な発展の基盤を確立すべきであると考え、1997年の学会100周年の記念行事に一般に開かれたロボットの競技大会である「第1回ロボットグランプリ」を開催し、その後継続的に開催してまいりました。本年も以下の要領で開催いたします。本大会参加者には研究奨励金や豪華な副賞をも用意いたします。またロボメカ部門で研究開発中の多くのロボット展示も行う予定です。参加される方も見に来られる方も、是非ご家族連れでご来場下さい。