ああ、美しい仕上がりですね。丁寧さを感じます。手近な素材を生かしておられるのは素晴らしいですね。どのようにして機械加工されたのでしょうか ?
私は基本的に、自宅での機械加工は、電動ドリルとテーパリーマとハンドニブラとヤスリですね。後は、天気の良い日にペーパがけしてドライヤで暖めながらカラースプレーで塗装するくらいです。
12GB7は、かなり昔に親戚が廃棄された大きな真空管テレビをバラしたときに、一番デカイ球だったので愛着があります。
私の習作アンプ http://sweetpy.sakura.ne.jp/vamp/mahi22.htm は、ちょっと危険なセミトランスレスの規格表どおりのシングルアンプですが、低電圧動作で特に第二グリッド(スクリーングリッド)の耐圧が100Vと低いので、しかたがない面もあるのです。しかし、電流が多く流れるので、しっかりした音になる感じがします。
実用的には、Black Tomとケンシロウさんのホームページ http://www.geocities.jp/ken4roujp/index.html にあるMJ(2004/3月号)征矢進さんの製作記事の回路が現実的でしょう。BSD(Bias Shift Drive)とか4Dと言われる回路で、スクリングリッドにも入力を加えるのが特徴です。
このようなテレビの水平偏向出力管のオーディオ利用の本命は、やはりフルトランスレス(PTL,OTL)でしょうが、これは最低8本は使いたいことと、やはりキケンが危ないので、手は出しにくいですね。
したがって、絶縁トランスを使ったシングルアンプか、そこまでするなら、A級プッシュプルにしてトランスの磁気飽和から逃れた方がよいでしょうね。
リビングのディジタルアンプ+呼吸球スピーカは超現代的で素晴らしいのですが、自室ではフロント=6L6GC(T)pp、リア=6L6WGBsingleの疑似サラウンドでリラックスして聞くのも癒されます。Hi
|