>トランジスタを2個以上使って耐圧を上げる方法は、
うーん、いまいち議論が噛み合わないかもしれませんが。。。
分圧は直列で、分流は並列です。電圧を落としていくのは、RとCによる平滑回路で、これを直列に伸ばしていくと、Rの分圧により、Cの耐圧を下げられるのは、よくやられることです。 そうじゃなくて、トランジスタを直列抵抗素子として多段に使う場合に、その耐圧が下げられるかいうことですね? 佐藤定宏氏の御本に回路例はあります。 ブリーダ抵抗に十分な電流を流し、トランジスタも基準電圧(定電圧素子あるいは出力の抵抗分圧)をきちんとあたえれば、常時適切な電圧配分となり、耐圧も分割?できるでしょう。なお、トランジスタをカットオフさせるための低い抵抗ともうひとつのトランジスタによる保護回路はいれるべきでしょう。 しかしながら、このように部品を多くすることはトラブルも増えますし、テクニックも相当必要です。それから、そもそもなぜB電圧(高電圧)を安定化する必要があるのか、目的をはっきりさせたほうが良いような気がします。ハムがのるのなら、チョークコイルを奮発した方が良い場合もあります。 入手できる範囲のトランジスタやMOS-FETでは、耐圧がもたない高電圧がありますし、過電流で即昇天ということも(よく)あることです。。そこで、原点に戻って、電源も真空管でというのはいかがでしょう。真空管はタフですし、餅は餅屋ですからね。6080は本来そのような直列抵抗管ですし、またVR150のような定電圧放電管もあります。(乱狂太郎氏の電子工作バイブルにも作例があります)
> ガラスエポキシ基盤←絶縁耐圧
あまりの高電圧と高熱の箇所には、白いタイト(瀬戸物)製を使うべきでしょう。
> 在校されている生徒さんで電子工作をやられている方いますか?
もちろん!! 手前みそになりますが、、、うちの(舞鶴高専の)学生さんは、「何かゴソゴソ実験している」だけでなく、役に立つかもしれない資料達(←クリック)、にもありますように研究考察・ドキュメント化も優れていています。また、3D-CAD,CAM,そして、PICやAVR,FPGAなどの新しいツールやデバイスに関しては大変敏感で、ガンガン使いこなしていっています。面白いのは、マイコンなどは、学生自身が1年生に教えるというのがあります。マイコン等で即戦力が欲しいのでしょうが、数ヶ月もしないうちに1年生が作品を作れるようになるのは、素晴らしいことです。また、オープンカレッジや公開講座にはTA(Teaching Assistant)をしてくれ、それも大変好評です。 高専には、こういったことがやれるし、やりたい人間が集まってくるとのです、ですから、超少子化や理工系離れなんて言われても私は楽観的に考えています。もちろん、もっと高専やロボコン等をPRしていくつもりです。(京都北部でのPRイベントも計画されています) |