UZ42(T)A2 single / Cyber WorkShop in Maizuru
●UZ42(T)A2 single
現在、UZ42(T)A2シングル・アンプを製作中です。
以前、知人から譲って貰った写真のナショナルのUZ42を使用する予定で、
三極管接続で音質を重視し、電源を強化してハムをできるだけ排除し、
ヘッドホンアンプとしても使えることを狙っています。
ここに回路図を示しますが、まだ机上設計だけ
ですので電圧値は計算値で実測値ではありません。新年には完成する予定です。
■春日無線変成器のトランス
【2004/9/5】
秋葉原の(有)春日無線変成器(〒101-0021 東京都千代田区外神田1-16-10ニュー秋葉原センタ-1F)
で、トランスを買ってきました。
- ・出力トランス OUT54B57 一次:B-5k-7kΩ60mA、二次:0-4-8-16Ω、\1,950
- ・チョークトランス 6B01A 5H100mA、\1,550
店頭で、この出力トランスを使ったKT66アンプを試聴させてもらいました。
B電流は45mAとのことでしたが、大変情感豊かな音で鳴っていました。
この出力トランスは、大変安価な縦型バンド2点止めタイプで黒色塗装も
していなく見栄えはあまりよくありませんが、オリエントコア使用でデータも
実績もしっかりしていて、なかなかよさそうです。
その他、店頭にはかなり多くのミニアンプがありましたが、かなりこだわりのある
回路形式ばかりのようでした。折角、自作するのですから、かくもありたいものです。
なお「通販も可能ですよ。」とのことでしたが、
春日無線のホームページは現在のところ見つからず、価格も以前より
100円程度上がっているようです。直接、TEL(FAX)03-3257-0337に問い合わせるのがよさそうです
(営業時間10:00〜18:30、毎週木曜定休)。
■ヒータ電源のディスクリート定電圧回路
【2004/5/9】
下記の三端子レギュレータ・ブースト回路では、どうやら高負荷ではAC6.3V入力で
DC6.3V出力を得るのは入力電圧が不足で無理なようでした(こういうのは、実験しない
となかなか分かりません)。
そこで、原点に帰ってディスクリートでA回路を設計しなおしました。得意の
LEDx3で約6.3Vの定電圧を得て、PNPトランジスタのダーリントン接続で
電流ブーストしました(短絡保護も付けました)。
結果は大変良好で、真空管のヒータを負荷としても6.7V程度が得られました。
ICに頼るのは楽ですが原点に戻るのも大切です。
■ヒータ電源の三端子レギュレータ定電圧回路
【2004/5/5】
ようやくA回路をテストしました。
三端子レギュレータのトランジスタによる電流ブースト回路(短絡保護付き)ですが、
負荷電流2mA(3kΩホーロー抵抗)では、出力電圧は6.07Vでしたが、
負荷を12AX7のヒータ(0.15A)とすると、出力電圧は5.20Vとなりました。
みた目もかなり薄暗く、あと1Vちょっとゲタが必要なようです。