6L6WGB with a BASS boost / Cyber WorkShop in Maizuru
●6L6WGB with a BASS boost
たいへんシンプルな2段シングルアンプで、前段が
JAN-CRC-6SJ7メタル(秋葉原の青空ジャンク市で一本400円)、
ファイナルがテスラ(チェコスロバキア)6L6WGB青ガラス(日本橋
の東京真空管商店で一本2500円)です。負帰還回路にCとVRを加えて、
低音ブースト量を可変できるようにしてあります。
シャーシの色はブルーメタリック(MAZDA RX-7純正色)としました。
このアンプの音質は、たいへんきっちり引締まった音で、かつ
ハムやノイズがたいへん少ないのが特徴です。これは、36dBにもおよぶ
負帰還をかけていること、傍熱管でヒータに、出力間のカソードバイアス
を加えているためと思われます。また低音ブーストの効きぐわいもほど
よい感じです。
実際問題として、確かに2A3ロフチンホワイトは透き通った音はしますが
、負帰還がないためやはりダンピング不足を感じてしまいます。また直熱管
なのでハムバランサをもってしてもハムを取りきれません。
なお、本アンプのカップリングコンデンサはスプラーグの
オレンジドロップ(秋葉原の青空ジャンク市で
一個100円)ですが、エージングしたらどのような音質になるか楽しみです。
またこのアンプはB電圧が250Vですので、真空管も6L6メタル、6L6G、
その他、6F6,6V6,6CA7,6550,KT88などがバイアス調整のみで差し替えも
楽しめそうです。